
いかにもイギリスの田舎らしい風物の中で、小馬のトビーがひっぱる小さな消防車が活躍します。

英国版「じぷた」と言った感じでしょうか。
古い蒸気ポンプ車とおじいさんと、馬のトビーが仲良く暮らしていました。
ところが、新しい消防車と団員たちが来て役目がなくなります。
それからどんどんみじめな生活になっていくところが、読んでいてどうなるのだろうと不安になります。
訳の文章が、ちょっと子どもにはわかりにくいように思えます。
悪い市長や消防団員が報いをうけて、すっきりとした気持ちになります。
小さくても、古くても、ちゃんと仕事ができるものはいつまでも大切にする国民ならではのおはなしです。
長いお話なので、中学年以上が楽しめると思います。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子、男の子)
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