静かなリビングに突然出現した機関車に乗って旅に出るマイケル少年と父と姉。線路に立ちいる牛、暗いトンネルの通過など、マイケル少年が運転手となり、父と姉はエキサイティングな体験をします。 子どもなら誰もが憧れそうな、マイケル少年の見事な運転手ぶりが冴える旅の結末は…。 スロボドキンの壮大な想像力が作り出す、スピード感あふれる絵本。乗り物ごっこと物語の大好きな子どもたちに、想像力の楽しさを伝えます。
スロボドキンのスピード感、躍動感、臨場感のある絵に引き込まれて、自分も旅行をしているような気持ちになりました。
リビングの空間で、小さな息子の夢物語につき合う、お父さんと、坊やのお姉さんの家族観が素敵です。
次々と物語を展開するマイケル坊やの想像力が素敵です。
買い物から帰ってきたお母さんに叱られて、急に現実に戻されてしまいましたが、お父さんも含めて3人が共犯者になったような余韻も、とても微笑ましく感じました。
こんなお父さん、いいなぁ。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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