本書『しば犬こたのしっぽっぽ』は、柴犬のエッセイで人気を集める影山 直美の約7年ぶりとなる新作絵本で、言葉を使えない代わりにしっぽで気持ちを伝える柴犬の姿を通じて、生き物を身近に感じ、相手を思いやる心を育むきっかけを与える一冊となっています。実際に柴犬と暮らしている影山氏だからこそ描ける、柴犬の豊かな感情表現や表情は必見です。
◆あらすじ 私たち人間は、誰かに気持ちを伝えたいと思ったら、言葉で表現することができます。 でも、言葉を使えない生き物にも感情があり、他の方法で私たちに気持ちを伝えてくれています。 例えば、本書の主人公・柴犬の“こた”は、嬉しい時、悲しい時、楽しい時、怒る時……いつでもしっぽで気持ちを伝えます。 クリンッ!シュッ!ピーン!プルンプルン! しっぽをよく観察すれば、きっともっと仲良しに! この絵本に登場する柴犬だけでなく、周りの友達や家族も言葉では表しきれない気持ちを伝えているかもしれません。 柴犬の姿を通じて、相手をよく見て思いやることの大切さを伝える絵本です。
表紙の可愛いお尻に惹かれて読みました。
犬の感情がしっぽにこんなにも表れているものなんですね!
私は、犬を飼ったことがないのでとても興味深かったです。
これだけわかっていたら、面白いでしょうね。喋ることができなくても、
意思の疎通を図ることができちゃいそうです。
作者の犬に対する愛情も伝わってきました。
言葉にしなくてもわかることって、動物でも人でもありますよね。
相手に興味を持って接することの大切さを改めて感じました。 (ピーホーさん 40代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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