国王の娘でありながら、母は死刑台に消え、姉の手でロンドン塔に送られた不幸な少女時代。しかし希望を失わず勉強にはげみ、かしこい女性へと成長したエリザベスは、女王として国と国民に人生をささげ、イギリスを大国に導いていく…。 『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!
■『エリザベス女王一世』監修 水井万里子先生のポイント紹介 イングランド国王ヘンリ8世を父として生まれたエリザベスは、幼い頃に母を失いました。小さいころから勉強が大好きで聡明な女の子でした。父の死後、弟エドワード、姉メアリ、そしてエリザベスの順番で王の位につきます。 女王エリザベスは、スペインの無敵艦隊を撃退し、ヨーロッパの難しい国際関係の中でこの国を守りぬきます。また、国内の宗教的な分裂や、経済・社会などの難問を、家来たちの意見をうまく活かしながら切り抜けていきます。後に大国となるイギリスの土台を築き上げたエリザベス女王一世の波乱に満ちた一生がえがかれています。
■目次 第1章 歓迎されない誕生 第2章 牢獄のプリンセス 第3章 神に選ばれた女王 第4章 王冠は誰のもの 第5章 イングランドの守護神 第6章 王冠より大切なもの
歴史的にとても有名なエリザベス一世。
生まれてから戴冠するまでの苦難の道のり。
そして女王になってからの苦悩。
そして国をどのようにまとめていったかが描かれています。
真摯に国を思う女王の気持ちが端々から伝わってきて、とても読み応えのある一冊です。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)
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