雲、雨、雪、虹、台風、竜巻など空(気象)にまつわる、おもしろくてためになる知識をやさしく紹介。映画『天気の子』の気象監修者としても有名な荒木健太郎氏が、天気や気象にまつわるとっておきのネタを教えてくれます。積乱雲の自虐的ともいえる性質、虹は半円形ではないこと、雨滴のてっぺんはとがっていない……などなど、思わず「そうなんだ!」と思ってしまうようなトピックが盛りだくさん。子どもも大人も楽しく読むことができます。近年の豪雨、巨大台風、大雪にまつわる話題も豊富で、「天気・気象のなぜ?」が一気にわかります。
【第1章】すごすぎる雲のはなし 雲の色を決めるのは「光」/積乱雲はまるで人間みたい?/「雲が動物に見える現象」には名前がある/おみそ汁の湯気も雲/ふしぎなかたちの雲/雲は地震の前兆にはならない etc 【第2章】すごすぎる空のはなし 虹のふもとにはたどりつけない/赤い月はいつでも見られる/丸くない太陽がある/マジックアワーは1日2回/空が青いのは?/虹は丸い/積乱雲が空を割る瞬間 etc 【第3章】すごすぎる気象のはなし 雨のつぶの頭はとがっていない/雪の結晶は121種類/雷はどこに落ちるのか/台風は温帯低気圧になってからも怖い/雹を輪切りにすると? etc 【第4章】すごすぎる天気のはなし 「降水確率100%」=大雨じゃない/「1時間に100ミリの雨」の重さ/天気にまつわる言い伝えのウソホント/「大気の状態が不安定」は積乱雲登場の予告 etc
「天使の梯子」や空を駆け上る雷など、実際に見たり、テレビで見たことのある現象を図鑑として見ると、図鑑がとても身近に感じられます。この本を読んでから空や雲を見上げる事が多くなった気がします。初めの頃は可愛らしいイラストを中心に見て親しみ、成長と共に文章を読みたくなり、何度も読み返し読んでいる1冊です。こちらは図書館などで借りるだけでなく、手元に置いておきたいです。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子5歳、女の子1歳)
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