NHKで大人気のテレビ番組「チコちゃんに叱られる!」の絵本シリーズ第5弾は、温暖化がテーマです。 知っているようで知らない温暖化。これはもう、チコちゃんに叱られる予感がぷんぷんします。
「ボーっと いきてんじゃねーよ!!!」
ああ、やっぱり。
温暖化について知っている人も知らない人も、チコちゃんと一緒に話を聞きに行ってみましょう。 チコちゃんが会いに行ったのは、国立環境研究所の江守さん。温室効果ガスをふとんに例えながら、5歳の子にもわかりやすい例えをあげて、丁寧に教えてくれます。これなら、小さい子も理解できそうですね。
江守さんが話してくれたのは、二酸化炭素の排出量を減らさないと、温暖化が進んで大変な世界が訪れるということ。すでに地球温暖化問題は、人類全体が協力して取り組まなければならない段階に入っているのです。
チコちゃんは、温暖化についてみんなも誰かと話してみてと言います。 どう思っているのか、できることはあるのか。見えていないふりをしてはいけない問題なのです。 何よりもまずは、温暖化を普段の生活の中で意識するところから。 絵本を読みながら、子どもと一緒に考えたり話し合ったりできるといいですね。
絵本の最後にはあの人も登場。 いったい誰かな?お楽しみに!
(近野明日花 絵本ナビライター)
「何でも知っている5歳児のチコちゃん。3歳の強い台風が来ているときに大人が口々に言っている「ちきゅうおんだんか」について疑問を持ちました。チコちゃんがSDG’sに切り込みます!」
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