主人公の少年が自販機の前で出会ったのは、全盲の「内田さん」。コーヒーのボタン探しを手伝ったことをきっかけに、普段どんなふうに街を歩き、どんなことに困っているかを教えてもらいます。全盲の方と知り合いになる機会がなかった人に、実在の視覚障害者の体験を伝えます。
心なしか、視覚障害の人と出会うことや、視覚障害の人が事故にあったニュースを思い浮かべることが増えて来ました。
一方で、パラ陸上での活躍や、日頃前向きで陽気な視覚障害のの友人を持っていたりします。
この本で、視覚障害者への偏見が理解に変われば良いと思います。
ちょっとした心づかいが、ユニバーサルデザインにつながることも、その工夫の大切さも、わかりやすく書かれていました。
内田さんについてのエピソードも、良かったです。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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