
うさぎが教えてくれたお経を、そのまま仏さまに上げてしまうこぞうさんと、それを真正面から受け止めてくれた檀家の人びと。ユーモアと善意にあふれた、新美南吉の幼年童話の傑作。

かわいいお話だと思いました。
山寺の和尚さんが病気になってしまったので
代わりに小僧さんが檀家へお経をあげに行きました。
道中であったうさぎと楽しく遊んでいたら
お経をすっかりわすれてしまった小僧さん。
でも大丈夫。うさぎさんが教えてくれたから。
「むこうの細道ぼたんがさいた
さいた さいた ぼたんがさいた」
檀家の人たちはくすくすと笑っていました。
檀家の人たちは何も言わずに
おまんじゅうを小僧さんにあげました。
小僧さんは帰り道
さっきのうさぎにもまんじゅうを
分けてあげました。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子12歳)
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