真夜中に、ぞろぞろ歩いているのは十二支の動物たち。 どこにいくのでしょう?
ねずみさん、うしさん、どこ いくの? とらさん、うさぎさん、どこいくの?
ちゅうちゅう、もうもう。うぉうぉ、ぴょんぴょん。 おやまのてっぺんに行くんだよ。
続いてやってくるのは、しゅうう〜、にょろにょろ、だれかな。ぱっかぱっか、めえめえ、12支の動物たち、みんなは順番わかるかな? いそげ、いそげ、明るくなってきた。おやまのてっぺんに到着したら、そこから見えるのは今年最初の……!
小さな子にも楽しめる「はじめての行事えほん」シリーズ。お正月は可愛い干支のお話です。12支の動物たちが順番に登場し、おやまを登っていくその様子を一緒に応援しながら、みんなのことを覚えちゃおう。最後はみんなそろって、ごあいさつ。
「あけましておめでとうございます。 ことしも しあわせな としに なりますように!」
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
まよなかです。ね、うし、とら、う……と十二支たちは、山をのぼりはじめました。どんどんのぼって、まにあいました! 十二支たちは、ならんで初日の出に祈ります。 日本の伝統行事を、2〜3歳児の発達に合わせて、シンプルな物語絵本にしました。巻末には、ミニ解説がついています。
十二支たちが勢ぞろいして、星空の下、どこかへと向かっていきます。
「どこに行くんだろう?」と思いながら見ていると、お正月らしい結末が待っていました。
子どもの「十二支入門絵本」、そして「お正月絵本」として、年末年始に読みたいお話だと思いました。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子3歳)
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