外務省で国内外の持続可能な開発目標(SDGs)推進を担当してきた作者が、子どもたちひとりひとりが、SDGsをより身近に感じながら、今すぐできるアクション(行動)を提案。 重要なグローバル課題それぞれについて、最新のデータと写真でわかりやすく世界や日本の現状を解説し、日本が大切にしてきた価値・精神や国際社会における最新の取組みを振り返りながら、子どもたちにできる具体的な行動を示しています。 第2巻では、「ありがとう」をキーワードに、生態系や伝統文化の保護、学びや働き方の未来などについて、その現状や解決にむけた行動を紹介。
「ありがとう」の気持ちでたいせつにという、この巻のテーマについて考えました。
子どもたち、特に都市部で生活する子どもたちは、恵まれているという視点です。
環境的な困難、経済的な困難の中にいる子どもたちにとっては不本意な切り口かもしれません。
でも、マクロ的な視野で世界の問題を考えると、自分たちがいろんな問題を作り出している側にいることも意識しなければいけないのだと感じます。
上から目線、傍観者的視点では、根本的なSDGsアクションには、結びつかないでしょう。
多少小難しい本を読んで、SDGsを意識している感覚でいる自分にとって、この本の素朴な問題提供は、鈍化した認識に対する警告音のようです。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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