東京オリンピック2020のメイン会場となった国立競技場をはじめ数々の建築を手がけた著者が、建築家をめざすきっかけとなった代々木競技場、夢のアフリカ調査旅行、初めての建築依頼、中国での初建築「竹の家」など自らの体験とともに、建築にとって重要なことを語っていく。それは建築にとどまらず、すべての人にとって生きていく上で有効な要素を含む。 時に偉大なる先達に対しても厳しい目を向けつつ、自らの信ずる道を進んできた著者だからこその示唆に富む内容である。
2022年中高生の課題図書になっていたので、興味を持ちました。
著者は10歳の時に代々木競技場を見て、建築家を目指したそうです。
時代が求めているものを感じるには、食べ物やオシャレなど、建築以外のことにもいろいろ興味を持つことです。とアドバイスされていました。
「短所も大事な個性の1つ」「小さな仕事をやり続ける」「人間とモノに興味を持って、辛抱強く遊び続けよう」など、タメになるようなアドバイスがあるので、建築家を目指す人でなくても読んでみると良いと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
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