6つの国4つの言葉で学ぶとどうなるか? 机の並べ方、筆記用具、テスト、ランチ……世界の教室はこんなに違った! 「ふつう」がひっくり返り、世界の見え方が変わる本。
ソ連(当時)に生まれ、両親の転勤で世界6カ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)に転校。各国の地元校で教育を受けた著者ナージャの希有な経験を楽しく追体験! それぞれの国での体験を切り口に、「当たり前」「ふつう」「常識」を問い直す。 正解はない、違いがあるだけ。国が変わればベストも変わる、目的が変わればベストも変わる、子どもが変わればベストは変わるーーふつうの子も、つまらない子も、変な子もいない! 世界の見方を変え、人生を変える本です!
【もくじより】 ●「よく書く」ためのえんぴつ。「よく考える」ためのペン ●小学校の座席システム。実は、全部違った ●ロシアの学校では、体育で整列するとき背が高い人が前だった ●ロシアでは、「1年生」という学年が2学年ある ●小学校のランチシステム。実は、さまざまだった ●日本の学校では、数字の書き方も個性よりカタチだった ●世界では、90年代からこんなものがテストに持ち込み可だった ●フランスの学校では、16/20が100点!? ●日本の水泳教室は、タイムよりカタチだった ●アメリカの学校では、本を読むようにバイオリンを習う ●小学校のノート模様。実は、こんなにたくさんあった ●イギリスの学校では、リンゴでお金を学ぶ ●カナダの学校では、悪ガキほど校長に会う ●ロシアの学校では、夏休みが3カ月ある
【著者略歴】 クリエーティブ・ディレクター/コピーライター/絵本作家。ソ連・レニングラード(当時)生まれ。数学者の父と物理学者の母の転勤とともに6カ国の地元校で多様な教育を受けた。広告代理店入社後、様々な広告を企画、世界の広告賞を総ナメにし、2015年の世界コピーライターランキング1位に。国内外の広告やデザインアワードの審査員歴を持つ。「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」メンバー。著書に『ナージャの5つのがっこう』(大日本図書)、『からあげビーチ』『ヒミツのひだりききクラブ』(共に文響社)。
6カ国で国際的な転校を繰り返した筆者の見た、学校教育の違いに驚きました。
筆記具、座席、その他、似ているようでその違いが、きょういくりねん、目指す目的の根本的な違いによるという分析に、驚きと納得の連続の本でした。
見た目だけではわからないことが、とても面白く理解できました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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