昔話は時代を超えて、多くの子どもたちの心をひきつけてきました。子どもがはじめて出会う本のひとつとして、昔話を正しく語りつぎたいという思いから、本シリーズが生まれました。
<25巻あらすじ> 貧しく子どものない夫婦が、金持ちになる術を知りたいと思い旅に出ます。夫婦は、無数の星が天井やかべいっぱいに輝いているりっぱな家にたどりつきます。中でもひときわ大きく輝く星は、20年後に生まれてくる子どもの福分を象徴していました。その子の福分を借りた夫婦はたちまち大金持ちなりました。それから20年経ったある日、その夫婦の家の門の前で、ひとりの貧しい女が赤子を産み落とします。
「かにじょう」は沖縄で「鉄門」という意味があります。
くもん出版の子供と読む昔話シリーズが好きなのでこの絵本を選びました。沖縄の素敵な話を美しい絵と共に表現しているところが良かったです。人のことを羨み文句を言うのではなく何故だろうと疑問を持ち実際に行動してみる主人公達は素晴らしいと思いました。行動してこそチャンスを掴めることを教えてくれる絵本でした。 (なびころさん 30代・ママ 女の子2歳4ヶ月)
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