子供と読む日本の昔話てのひらサイズの絵本です。
人間は生まれると同時に、神様から星を授かり、福の大きい人は、大き
な星を貰い、小さい人は、小さい星を貰う。おじいとおばあの星は、蛍
より小さい星なことを知り、福の大きいかにじょうまんの星を20年間
貸してもらう。その人が生まれたらすぐ返す条件で借りた二人です。
おじいとおばあが約束を守ったから、二人はいつまでも幸せに暮らせた
のだと思いました。かにじょうまんが大きくなるにつれて、その家がお
金持ちになれたのも欲がなく、おじいやおばあ、かにじょうまん、母親
と四人共お互いに思いやり暮らしているから幸せに暮らせて、村中の人
たちから慕われたのだと思い、とても癒されました。感謝の気持ちを忘
れないでいたんだと思いました。