累計発行部数470万部突破! 人気と信頼の集英社版 学習まんが『世界の伝記』『世界の伝記NEXT』に待望の人物が仲間入り。
命あるものをいきいきとあざやかにえがいた、江戸時代の天才絵師、伊藤若冲。 代表作『動植綵絵』三十幅が2021年に国宝に指定されるなど、近年再評価されている人気の画家、伊藤若冲のはじめての伝記まんがが登場です。
江戸時代中期、京都の青物問屋に生まれた若冲は、幼いころから絵を描くことが好きでした。20代はじめに父が亡くなり、長男だった若冲は父のあとを継ぎ、青物問屋の主人として働きます。しかし絵を描くことをあきらめられない若冲は40歳で弟に家業をゆずり、画家に専念します。
若冲は、鳥や虫、魚から野菜や植物までを丁寧な筆づかいで描いていきます。目の前の、生きているものの命を生き生きとえがきたいと考え、独自の技法と表現をおいもとめ、亡くなるまで画業に身をささげました。
そんな伊藤若冲の生涯を、まんがで楽しく読むことができる1冊です。「裏彩色」「筋目描き」「マス目描き」など、若冲が使った絵の技法も、まんがの中やイラストでわかりやすく解説。これを読めばきっと絵が描きたくなります。
【本書の特徴】 ●まんがだから読みやすく、わかりやすい! ●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める! ●解説や年表など、理解が深まる記事ページも充実!
【もくじより】 裕福な商家の息子 四代目桝屋源左衛門として 画家デビュー 青物市場を守れ! 石仏でテーマパークをつくる! 9つの質問でわかる!伊藤若冲ってこんな人
名前も作品も有名ですが、その生涯を知らなかったので、手に取ってみました。
長男で、家を継がなければならない宿命があったものの、その責任を背負い、全うしようとする姿、そして一方で絵画への情熱もあるところが、周囲へ良い影響を及ぼしていたのかなと感じました。
伊藤若冲の筋目描きの技法は某テレビ番組の理科実験のコーナーで知り、面白いなーと思っていましたが、それだけでなく、様々な技法を自分の絵画に取り入れようと模索していたことを知り、そのあくなき探究心が本当に素晴らしいと思いました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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