ロックな男の体当たり子育て論。パパの極意がここにある。
「育児を、仕事を、人生を、笑って楽しむ父親を増やしたい」。 町の本屋さんからIT企業まで、数々の企業で働きながら子育てをして10年。父親支援NPOを立ち上げるほどにハマった育児の醍醐味とは?子どもたちの明るい未来のために今、求められる父親像とは?仕事も家庭も地域活動も諦めないで幸せな毎日を送る秘訣は?著者が体当たりでつかみ取った、パパの極意がここにある。
【内容】 第一章:「カッコいいパパ」ってどんなパパ?/ハリボテのファッション、マニュアル頼みの「惜しいパパ」にサヨナラ 第二章:子どもが出来たら頭のOSを入れ替えよう/子育ては義務じゃない、最高に愉快な権利だ。 第三章:子育てパパは仕事もできる/タイムマネジメント能力、コミュニケーション能力、問題発生予知能力が磨かれる 第四章:ママとのハッピーな関係を築こう/家事はほどよく手を抜き、適材適所で分担しよう。 第五章:地元は最高のトレジャーランドだ/地域デビューのチャンス到来。遠くの遊園地より、近くの原っぱがエキサイティング 第六章:笑っている父親が社会を変える/社会問題は「自分問題」。企業を、行政を揺さぶる父親が未来をつくる。
まず、安藤パパは一般の会社員のパパとは違って、かなり破天荒。
他人から見たら面白いし、とても魅力的な人。
しかも家事や子育てにも積極的、地域活動にも参加するスーパーパパ!
だけど、一般の「会社に勤めるパパ」像が頭にある、私たちママから見たら、「大丈夫?」と思う場面もちらほら。
転職をくり返すところとかね。
安藤パパみたいに、才能・能力ある人の、目的ある転職だったらいいのだろうけど、
一般の人が考える転職と言うと、度重なるとイメージが悪くなったりもするし、
今も長く働いてくれる人を評価する会社はたくさんあるし、
どうしても収入の面に響いてしまう人が多いのも事実だから。
だから、安藤パパが書いているとおりの「パパ」に、みんながみんななれるわけではない。
でも、どこのパパも、もっと育児をしたい、関わりたいと思っているのです。
そのヒントになるエッセンスを、この本から少し盗むことは、普通のパパにもできるかも。
ここに書いてあることは、ママだったら自然にやっているようなこと。
もっと言うなら、私のような仕事をしているママは、
必要最低限やらなきゃ子どもと地域の中でコミュニケーションがとれなくなってしまうようなことです。
だから、パパだって、時間をやりくりして少しだけでも参加する事ってできると思う。
小さなことから少しずつ。
それを実感した本でした。 (シーアさん 20代・ママ 男の子2歳)
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