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おばけたちが通う、おばけえん。そこでは大入道がゲタ箱でつみきをしたり、雪女が氷のお弁当を食べたりしています。先生は変身上手の古狐。やまんばは人間の食べ過ぎで(!)おなかをこわしてお休みです。ちょっと怖くて、でも愛嬌たっぷりのおばけたちが繰り広げる、愉快な園生活。それを15篇の詩でご紹介します。どれも調子が良く、声に出して気持ちの良い詩ばかり。1篇だけ読んでも、1冊通して読んでも楽しめます。
なかなか本格的なおばけの様相に、正直開くのに勇気がいりました。
でも、詩ということで思い切って飛び込んでみました。
そう、詩なので、音読すると、リズムが心地よく、
意外に愉快な光景に一安心。
ろくろっくび、むすんでほどいてって、
「ほどけるんだあ!」と妙なところに感嘆。
カッパダンスも、これは新視点。
「けばおさからかー」って、なるほど、ね。
のっぺらぼう、災難ですが、いい活用法。
最後のクイズで総ざらえ。
小学生くらいから、さながら、変化球のおばけずかんですね。 (レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子27歳)
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