最後にして最高のエッセイ集!
人生という戦場に出るには 読書という武装が欠かせない―― 人間、歴史、本を語り尽くした 最後のエッセイ集。 絶筆「我に一片の心あり」収録。
「寺山は登場したときから、 すでに完成していたのかもしれない」。 寺山修司の愛読者・葉室麟も、 五十歳を過ぎてデビューした時、 すでに完成されていた。 直木賞受賞前後から逝去までの間に 発表した書評、随筆、小説講座、 掌編などをふんだんに収録。 人生の苦渋と他者への敬愛、 そして読書が遅咲きの国民作家を 完成させたと知る一冊。
第一章 読書の森で寝転んで 第二章 歴史随想ほか 第三章 小説講座で語る 第四章 掌編、絶筆
【メディアでのご紹介】 NHK「ひるまえほっと」内「中江有里のブックレビュー」(2022年6月13日放送) 読売新聞大阪本社版夕刊(2022年6月16日)
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