どの動物園でも、見られない。ペットショップでも、ぜったい買えない。この本でしかであえない、レアでヘンテコなトリ図鑑!
痛くないの!? 体中に針を刺している、手芸のお供「ハリサシドリ」。 頭をフリフリ、味付けバツグン? お料理上手の「シオフリモズ」。 シンプルシャツもにぎやかに! ちっちゃくてカラフルな「ボタンドリ」。
あぶなくて、不気味で、おいしそうで、それから、便利で、かわいくて、バカバカしくて! なんて自由で、ユーモラスな想像力でしょう! いろんな道具とトリとがごちゃ混ぜに進化した、とびっきりヘンテコなトリたちを紹介する絵本です。
著者はアーノルド・ローベル。二匹のカエルの友情を描き、日本の教科書にも掲載された『ふたりはともだち』や、『どろんここぶた』などで知られる絵本作家です。
この本に載っているトリたちは、「本当にこんなのがいるはずない!」とひと目でわかるユニークなデザイン。とはいえ、それがいかにも愛らしくキャラクター化されている、というわけでもありません。目が……なにを考えているかわからない、野性のトリのそれ……。その独特のキモカワイイ≠ンてくれが、みどころ! みょうに、クセになるんですよねぇ。
どこを探したって見つからない、ローベルのヘンテコトリたちですが、もし見つけても、けっして捕まえないように! もし、それが『ナイフツバメ』だったら? 本書で注意されてるとおり、鼻をスパッと切り落とされちゃうかもしれませんから。
(堀井拓馬 小説家)
この本には、とってもへんてこで、めずらしい鳥たちが、たくさんでてきます。世界中のどこの動物園にもいませんし、どの図鑑にものっていません。ピンクッションみたいな鳥、蛇口の形の鳥、鉛筆みたいな鳥…かわいいのから、ちょっと不気味な鳥も…アーノルド・ローベルのユーモアと想像力にあふれた、おかしな鳥たちが続々と登場します。
図書館の新着コーナーで見つけました。
アーノルド・ローベルの新しい絵本だ!と嬉しくなって、ワクワクしながらページをめくりました。
この本でしか見ることの出来ないへんてこで珍しい鳥たちが、それぞれ特徴とともに紹介されます。
どれもこれも、魅力的ですが、手芸好きなので、特に「ハリサシドリ」が気に入りました。縫い物を手伝ってくれる鳥なんだそうです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子13歳)
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