|
雪のため学校が早く終わった日,一人で寒さや切なさに耐え,親切なおとなに励まされながら帰宅した男の子の気持ちを温かく描く。
子供がこの絵本に惹かれたのは、男の子が一年生で、話の内容も、大雪の日の学校の帰り道で、いつもとは違う日という設定だったからだと思います。男の子が、久しぶりの雪に喜んでいたのが、だんだん大雪になり、体中が寒さと冷たさを感じ、心細くなっていく様子が上手く表現してあります。我が子の子供の年の差を感じたのは、バスの中でおばさんが、男の子の冷たくなった手に「後で捨ててもいいから」と無理やり手袋をはめてあげました。その手袋を男の子は、「ごみ箱にすてちゃた」とお母さんに返事をした場面です。8歳の長男は、「本当は捨てちゃ駄目なのにね」と爆笑し、5歳の次男は「捨ててもいいからと言ったから捨てたのに何で笑っているの?」と不思議そうな顔をしていました。お兄ちゃんが、雪で濡れて冷たくなって帰ってきた男の子を、一生懸命世話をする様子が、言葉はなく絵だけで表現してあります。でもこの場面は、長男の目に焼き付いていたのだと思います。本を読んであげてから、一ヶ月ぐらい過ぎた頃、次男が少し雨に濡れて帰ってくると、僕がするからと、タオルを出しドライヤーで髪を乾かしてあげ、弟の好きなホットレモネードを作ってあげました。この本は、長男を一つ大きくしてくれた本です。 (ぷちどりーむさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
|