多くの社会問題に対応するソーシャルワーカーが求められる一方で、現在も「専門職」としての確立が十分とはいえない日本を含むアジア地域において、SWの代替的な機能を担ってきた寺院や僧職者の福祉的実践活動を事例として検討することを通じて、SWにおける「価値」や「社会資源」としての仏教の可能性の探求を目的としている。
中国、台湾という東アジア地域のソーシャルワークと仏教について、直接現地での調査を行い、現状をレポートし、その可能性を探る。
藤森雄介 編著 塩入法道、郭娟、韓暁燕、金潔、新保祐光、石川到覚 依来法師、吉水岳彦
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