男の子がお父さんと山に行った帰り、電車の向かいの席にクマが座った。クマはごそごそと切符を探し始めるが、ポケットから出てくるのは、木の実や葉っぱにリスとヤマネ。男の子がクマの帽子に切符がとめてあるのを見つけて教えると、クマは喜んで、男の子に真っ赤な紅葉を渡し電車を降りた。愛嬌たっぷりのクマの様子が楽しい、秋の香りたっぷりの絵本です。
4歳次女に読みました。くまおじさんが電車に乗ってきて、その後に切符を探す光景が描かれています。男の子の目の前に座って探し始めるので、男の子はびっくりなんですけどね。
このくまおじさん、見た目は何だか大きくて貫禄あって怖そうなんですけど、切符をここかな?あそこかな?とポケットの中を探すくまおじさんが可愛らしいのです。
製本化されたらいいのになーと思います。 (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳)
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