自分に自信がなくても、一人ぼっちだと思っていても、いつも誰かの温かいまなざしに見守られている。秋の森を舞台に子どもたちの友情が描かれます。肌寒くなる季節にぴったりの、心があたたかくなるお話。
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捨てられそうなブタのぬいぐるみ、逃げ遅れるリス、いつも一人でいるハイイログマ、枯れた木。
男の子は彼らに「好きだよ」と伝えます。
男の子が好きだよと言ってくれた後、ブタのぬいぐるみはきれいになり、枯れた木にも新芽がつきます。
リスはなんでもできるし、ハイイログマはいつも一人ではありません。
彼らは男の子に「それでも、僕のこと好き?」と尋ねると、男の子は「好きだよ」と答えてくれます。
どんな形であっても、自分のことを愛してくれる他の存在のありがたさに気付かせてくれる、ステキな絵本でした。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子4歳)
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