イギリスで最も権威のある絵本賞、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作家の絵本。大好きだった物への想い、幼い子どもへの家族の愛情が伝わってくるファンタジー絵本です。モリーが大事にしていたウサギのぬいぐるみ“ボロリン”がなくなってしまいました。どこをさがしてもみつからないボロリンの行方について、モリーは両親といっしょにいろいろな想像をめぐらせます。さあ、ボロリンは無事にモリーのもとに戻ってくるでしょうか?
「うさぎのボロリンどーこだ」というタイトルから、ボロリンを探すお話なのかなと思っていましたが、違いました(笑)
女の子が大事なうさぎのぬいぐるみボロリンをなくしてしまい、とってもショック。そこでお父さんお母さんが「今頃ボロリンは○○してるわよ」と慰めるんです。女の子の想像力もすごいです。こんなこと考えるんだなーと感心しました。3歳次女に読んだのですが、可愛らしい絵に夢中でお話を聞いていました。最後はちょっと予想と違う終わり方でしたが、私もこんなことがあったら子供達にこういう風に言ってあげたいなと思いました。 (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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