こぶたのブランドは、市場へ行くことになりました。ところがその途中で、こわい農家の家に迷いこんでしまいます。なんと、そこには女の子のぶたがつかまっていました。ブランドは彼女の手をとり家から飛びだし、走ります。その先で2ひきを待つものは……!?
ことわざの刻まれたハッカ飴、道中のうた、いくつかその意味を知っているともう少し味わえたであろう箇所を呼び飛ばしてしまったのですが、8ひきのこぶたのうち、ピグリン・ブランドだけが自分の道を行くことができたという、冒険譚として読みました。
8ひきのこぶたたちをやっかい払いしましょうという少々冷たいお話です。
ピグリン・ブランドは、ランカシャー市場を目指すできの良いぶたとして描かれています。
2枚の通行許可証を使って、知りあったピグウィグと市場を目指して、この物語はハッピーエンドに終わります。
でも、市場には何が待っているのか、少し不安な余韻が残りました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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