鬼の子オニタンは、鬼の子なのにとっても泣き虫。「あーん、あーん。キキがぼくのだいふくたべちゃったー」って、また泣いてますよ。そこで、オニタンは、泣き虫をなおすために人間の国に行くことに。トラのパンツをはいて金棒を持つと、勇気がわくんだって。節分の日、泣きそうになりながら人間の国を走り回ったオニタンは・・・。幼い読者に小さな勇気が伝わる、節分におすすめの絵本です。
3歳の子供に読みました。
節分が終わったばかりだったので、興味しんしんで聞いていました。
主人公のおにたんが人間に豆をぶつけられても泣かずに頑張るシーンがあるのですが、夫はこのシーンを見て、これからわが子が歩む人生と重ね合わせて泣きそうになったそうです。
(私が読んだ時は何も感じなかったのですが…)
もちろん子供はそこまで深くは考えず、「鬼」だとか「豆」だとか「まばたきで人間界へ移動」とかを単純に喜んでました。 (夜の樹さん 30代・ママ 女の子3歳)
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