むかし。りゅうが人のすがたをした子どもをうんだ。名をこたろうという。こたろうは、人間の村のばあさまにあずけられ、すくすくと大きくなった。こたろうの村はまずしかった。石ころばかりで、じゅうぶんな食べものをそだてることができない。こたろうは、村をすくうため、たびにでた。そうして、母りゅうとであったこたろうは……。 荒々しい自然と、そこに生きる人々のいとなみ、ダイナミックにえがいた紙芝居です。
絵のインパクトはあまり好きではないのですが、「龍の子太郎」を思い出して、うまくまとめられているなぁと思いました。
どうして、こたろうの母親が龍なのか触れられていませんが、こたろうの活躍で、湖が広い土地となって、人々を助けたというところに力点が置かれています。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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