ふかいふかい森のおくへ。 わるい魔法をうちやぶる 女の子が主人公!
魔女にさそわれ、もどってこない にいさんたちをたすけるため、 女の子はたったひとりで、たびだちます。 ドイツにつたわる昔話が、美しい絵本になりました。
::::::::::::::::::::::::: むかし、あるところに、お百姓のふうふが いました。 ふたりには こどもが 五人 いました。 うえの 四人は 男の子で、 いちばんしたの こどもは 日曜日生まれの 女の子でした。
ある日のことです。 ひとりの きれいな 女のひとが、ふしぎなのりものに のって やってきました。
(本文より) :::::::::::::::::::::::::
女の子の昔話えほんシリーズについて
あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。
一番下の女の子は 日曜日生まれでした
お兄さんたちが4人いる家族は よく働いていました
しかし・・・きれいな女の人が「私の城に来たら 働かなくてもいいほどの 宝をあげましょう」
この言葉に騙されて お兄さんたちは 東に向かって歩き
宝石の城へ行ってしまうのです
女の人は魔女だったのです
兄さんたちはしかとかえるにされたのです
もう二人の兄さんも 同じで カラスとおんどりに姿を変えられるのです
そして 日曜日に生まれた女の子が 兄さんたちを助けに行くのです
小人に優しくしてあげ 銀の笛をもらい 魔女のいる城へ
さあ 女の子は どのようにして 魔女の魔法をとくのでしょう?
これは 本を読んでのお楽しみです
女の子は頼もしいですね!
(にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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