
ゴミ箱に捨てられ、片方だけになってしまったスニーカーの「おれ」は、あるじいさまに拾われ、とても格好いいスニーカーに生まれ変わる。片方だけの「おれ」を履いた、じいさまの孫ジュンは運動会で……! 少女が履かなくなってバザーに出されたブーツの「わたし」は、車椅子に乗った別の少女を元気づけるために買われていく。やがて少女はクリスマスの街で……。捨てられたスニーカーとバザーに出されたブーツ、2足の靴が語る、希望と勇気のメッセージが込められている。子どもはもちろん、お父さん、お母さんにもぜひおすすめしたい。
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