みなさんは、「狂言」を知っていますか? 狂言は、日本の伝統的な演劇のひとつで、セリフによって物語が進んでいく喜劇(人を笑わせる演劇)です。 そのみりょくは、ふつうの人の少し情けなかったり、しかし、かしこかったりする姿を、笑いに包んで見せることで、人間の愛すべき性質を伝えているところ。だれにも欠点はあるし、失敗もするけれど、でも人間っていいものだなあと思える演目がたくさんあります。 この本では、狂言の歴史や、動きと言葉、舞台や装束などに加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。 この1冊で、きみも「狂言」がわかる! 大蔵流狂言方 山本則重氏のインタビューも収録。 (学校・公共図書館用の書籍です。)
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