2年生から4年生まで、困難を乗りこえて夢を実現したゲストティーチャーと出会いながら、 命のすばらしさを追求した授業の記録。
とある公立小学校で行われた生活の授業をまとめた本です。
例えば・・・車椅子の人は明るく生きていけるのか、をテーマに、
実際に車椅子に乗って体験し、明るく生きていけるか、いけないか自分の意見を決め、
必要ならば資料を集め、皆で話し合う。
そして最後にゲストティーチャーとして実際に車椅子で生活している人に話を聞くという、とても楽しそうな授業をしています。
読んでいるだけなのに本当に楽しそうで、私も一緒に参加したいです!
面白いのは子どもたちは最初は大体「明るく生きていけない」、
理由は「アレができない」「コレができない」なのに、
実際にそういった生活をしている人は「アレはこういう風にします」「コレは周りの人たちに助けてもらいます」「そのうえでこんなこともしちゃいます」と子どもたちの斜め上の回答に驚きます。
他にも夢を叶えるには何が必要か、お金、若さ、健康な体、親の協力など、いろいろなものが出てきますが、実際にそれらがない人は夢を叶える事はできないのか、と再び話し合いを始めるんです。
本当にたくさんのことを子どもたちは話し合い、たくさんのゲストティーチャーに出会い、子どもが書いた文章の中でも成長を感じられました。
全ての話を通じて感じたことは、どんな困難があっても夢を叶えた人は自分はそれをできると信じ、諦めずに努力を続けたということです。
大きくなると、ついつい現実と直面し、できるはずがないと諦めてしまいがちですが、そんな自分を少し恥ずかしく感じました。
小さなことからコツコツと積み重ねていきたいです。 (ヤキングさん 20代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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