今週のベストセラー第15位八月七日にひろったこねこに、わたしは「はなこ」となまえをつけた。はなこはわたしのかわいい「いもうと」になった。悲しいできごとをのりこえた女の子のお話。
飼い主(女の子)と子猫のどこにでもありそうな日常、そして誰にでも起こりえそうな失敗と後悔。生命や友情の大切さがわかりやすく描かれていて、ストレートに心に響きます。悲しい場面もありましたが、その出来事を経て女の子が悲しみを乗り越える過程が感動的でした。
挿絵がとても可愛いということもあり、5歳の娘にはこねこのかわいいところばかり目に映るようで、少し早かったかなと感じています。
親の私はストーリーを、娘は絵を、と気に入った観点は違いますが、
親子でお気に入りの1冊になっています。娘も小学校に入るころには、ストーリーの良さも理解できるようになるのではないかと思いますし、長く楽しめる本だと思います。 (みいここさん 30代・ママ 女の子4歳)
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