おにいちゃんがいたら、おるすばんだってさびしくない。それにこんなことや、あんなことだって……。「もしも」から広がる想像が楽しくて、見終わったらほんとにおにいちゃんがほしくなっちゃう絵本です。
このえほんのしゅじんこうは、「もしも……。」ってかんがえるのがだいすきなおとこのこです。きょうもさっきまでさわいでいたのに、きゅうにしずかになったな、とおもったらやっぱり……。
この絵本には、とっても素敵な想像上のお兄ちゃんが登場します。
上の子だったら、誰しも一度は夢に見た「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」の存在。私も上の子だったので、すごーーくお兄ちゃん、お姉ちゃんに憧れていました。
一緒に留守番してくれる。嫌いな野菜を食べてくれる。一緒に寝てくれる。そんなお兄ちゃんが、ほんとにいたらいいなぁ。と、思います。
最後に「ぼく」はお腹の大きいおかあさんに頼みます。
「おかあさん。おにいちゃん うんで。」
「もうすぐ おまえが おにいちゃんになるんだよ。」
素敵なお兄ちゃんになってね。 (てんぐざるさん 30代・ママ 7歳、2歳)
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