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屋敷から姿を消した謎の男。七年後にかかってきたその妹からの電話。 足跡も残さず消えた侵入者。ムジナ探偵と源太、怪事件に挑戦!
上の子が小学校に、1巻だけ読んだことがあるので、続きが読みたいといって、借りてきたら、私の方がハマって、子どもたちより先に読んでいます。
でも、上の子とわたしが読んでいたら、下も、読みたい!!といって本を持っていったので、思わぬ効果を得ました。
下の子は、おりべりかさんのイラストを見て、
「この主人公の子ども、顔が怖いよ〜」と、わがままを言いながら読んでいました。
なにしろ「妖怪系」専門の探偵シリーズですから、
イラストは少々おどろおどろしいです。
1冊で短編読みきりになっているので、シリーズのどこから読んでも、話がまるでわからない。と、いうことはありません。
(多少、シリーズ全編を通してちょこちょこ登場するキャラクターはいますが、物語はどこから読んでも分かるようになっています。と、思います)
今回の話は、推理小説にはありがちな「密室事件」が、軸になっています。
まぁ、妖怪ものでもあるので、「密室」には「意外な事実」が隠されているわけですが、
ストーリーのテンポもよく、男の子でも、女の子でも読みやすい話だと思います。
行間や字の大きさを考えると、お薦めは小学校の中学年から高学年のお子さんかな?
妖怪ものが好きな子、推理物が好きな子、どちらでも満足できる作品だと思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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