小学四年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ―。サイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた一年間の、決して忘れられない友情物語。
主人公が小学4年生…という設定だったので、同じ年齢の息子にも楽しく読めるかな…と私が先に読んでみました。
読み始めたら、「これってフィクションなのかな?」と思ってしまうほどリアルで、どんどん本の中の世界に引き込まれました。
家族の事、学校の事、町の風景さえも見えてくるようでした。
難しい表現も無く、とても読みやすいし、読み終わった後も ほっこりした気分にさせてくれました。
自分が読んだ後、息子にも勧めたところ、あっという間に読み終えて、こんな本ならスラスラ読めちゃうね…と。
本に関しての感想は聞きたかったけど聞かない事にしました。
面白くなかったら最後まで読まないし、内容が男の子と女の子の友情(もしかして初恋?)って感じだったので。
著者の重松清さんって『とんび』を書かれた方だったんですね。
知りませんでした。 (キョッチさん 40代・ママ 男の子10歳)
|