朝日がのぼるころ、「もう寝る時間ですよ」と、母さんフクロウが子どもたちを呼びました。 でも、ちびフクロウは寝たくありません。こっそりと木の幹を下りました……。
繊細で澄んだ絵が魅力的な絵本です。
好奇心旺盛なちびフクロウが、巣から冬の森に降りて様々な動物たちと出会います。
ウサギやリスには、自分にできない動きに圧倒され、憧れました。
大きなクマには投げ飛ばされてしまいます。
ちびフクロウは、まだ危険を感じることがないのですね。
でも、この冒険はちびフクロウ自身の羽ばたくことにつながったようです。
良かったです。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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