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川の中洲に人びとが集まりはじめ、市が生まれ、町となります。火災や水害にみまわれながら復興し発展した中世の都市の姿を、河原に住む人びとやそこに集まる遍歴民たちのたくましい活力とともに描きます。
河原という場所は、氾濫で流されたり、対岸との境にあって、決して安定した場所ではないと思います。
だから死と隣り合わせ、差別や浮き根のような生活の場所だったと思うのですが、その場所を舞台にして歴史を考察する視点が面白いと思いました。
絵がどちらかというと暗い感じがするのも頷けます。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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