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精神を侵された妻との愛と死の日々を詠った「智恵子抄」でも知られている詩人の代表作集。「道程」は、中学生時代にだれもが一度は口ずさむ日本近代詩の代表作のひとつ。
高村光太郎さんの道程という詩を初めて読んだのは中学時代だったと思います。この詩を読んだ時の衝撃は今も鮮明に覚えています。道程はとても心地よく、新鮮な気持ちにさせてくれる詩だと思ったからです。私はこの詩を飽きるほど繰り返し読みました。そして私は20代の頃から本格的に詩を書くようになりました。もう何十年も書き続けています。今でもこの詩を暗誦すると、前向きになれます。そして死ぬまで詩作を続けていこうと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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