「八月十五夜に月へ帰ります」と言ってロウソク問屋の娘お秀が突然の失踪。植木屋の繁二郎も死体で発見され銀太親子は大捜索に!
那須正幹作、長野ヒデ子絵、シリーズ4作目。
かぐや姫のナゾは途中で予想できたのですが、後半の犯人捜しは難しかったです。
ちょうど我家の万年青も株分けして増やしているので、その点も興味深いお話でした。
最後に事件が解決しても、銀太はなんとなくすっきりしない、という気持ちに共感できました。
「ズッコケ三人組シリーズ」の作者が、こんなに面白い作品(百太郎シリーズも)を残してくれたことに感謝です。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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