家に帰ると片方のてぶくろがなくなっていた。自転車に乗っても寒くない、雪遊びをしても大丈夫。 いつも一緒だった思い出いっぱいの大切な手袋をぼくは探しに行かなくちゃ!
2週間ほど前に発売されたばかりの絵本。
本屋さんでたまたま見つけてその場で読んじゃいました。
子どもの時ではないのだけど
僕が18歳くらいの時
まさにこの絵本同様、手袋をいただいて
(母からではないけれど)
お気に入りで大事にしていたのに
気がついたらなくしてしまっていました。
駅や今まで通った道をひたすら探し歩いて
すっごく悲しくなった時のことを思い出してしまいました。
大切にしていたものをなくしてしまったときって
大人も子どもも当然のことだけどショックなんですよね。
その時のことを思い出してちょっとウルってなっちゃいましたが
絵本自体はとっても優しい終わり方をしているので
2,3歳くらいのお子さんから読み聞かせできそうです。
文章も短いですし、絵も可愛いと思います。
冬になると手袋以外にも色々荷物が増えると思いますが
だからこそ、大切にしようねっていう意味もこめて
この絵本はオススメの一冊だなぁって思いました。 (蒼良さん 20代・せんせい )
|