子どもに愛されたおもちゃは、ある日ほんものになります。かわいがられたビロードのうさぎはボロボロになり、すてられてしまいました。1つぶのなみだをながしたとき……。
「ビロードのうさぎ」をいろいろ探索していたら見つけた本です。
これだけ、愛された名作なのだと思いました。
同じ原書から翻訳されているのですが、いしいももこさんとひと味違います。饒舌で柔らかい感じ。いしいももこさんの作品よりすこし若年の女の子向けといった感じです。
テイストとしては、石井さんの最初の翻訳と新訳との中間の感じです。
ビロードうさぎの世界を見るのには面白い作品です。
原書も別の作者が書き直したものがあって、男の子を女の子に置き換えたメルヘンバージョンも見つけました。(Flavia And the Velveteen Rabbit)
その本の日本語訳があったら、読んでみたいと思います。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子12歳)
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