お散歩が大好きなふたり、チリとチリリ。今度はどこに出かけるのでしょう。 人気シリーズ「チリとチリリ」第5弾の季節は冬。 初雪が降り始めたところから、お話は始まります。
自転車に乗って、ふたりは森に向かいます。 こおった池を通り過ぎ、どんどん進んでいくと、そこに見つけたのは氷の扉。 待っていたのは…ずっと私が夢見てきた氷に囲まれた世界!! ホットフルーツパンチでおもてなしを受けた後は、氷のろうか、氷の大広間、氷に囲まれた温泉! 冷たい氷に囲まれた美しい景色の中に、ぽっと浮かび上がるチリとチリリの赤く染まったほっぺ、動物たちの幸せそうな顔、顔。お花の香りがする温泉に入った後は色とりどりの温泉むしパン。おなかがいっぱいになった後にみんなで向かったお部屋は・・・?
どこに行っても、そこをほっこりあたたかい場所にしてしまうチリとチリリ。ふたりの冒険を通して素敵な体験ができるようで、とっても大好きなシリーズです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
初雪がふった日、チリとチリリは自転車で森へ出かけました。 まっ白な森を進むと氷の扉があり、中に入るとそこには……。 別世界のような雪の森での体験を描いたあたたかい物語。
チリとチリリシリーズはどれも、メルヘンチックなかわいらしいイラストが満載でページをめくる度に幸せな気分になれるので、親子で大好きです。この作品は、雪の日のお話なので、白い雪や氷の澄み切った透明感と、どの作品にも通じる温かさが両方楽しめる作品です。お花を凍らせたビー球で遊んだり、そのビー球をお風呂に入れて凍りが溶けて良い花の香りのお風呂になるシーンが特に好き!こんなこと、やってみたいなあってこどもでなくても思ってしまいます。 (ちょてぃさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳)
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