戦争で双子の男の子を亡くした母は、“タロちゃん こいしや、ほっほっほー、ジロちゃん こいしや、ほっほっほー”と歌い、毎日、泣きながらススキみみずくを作り続けます。戦争の悲惨さと親子の情愛を描いた絵本。
戦争で、双子のタロちゃんとジロちゃんを亡くしたみみずくつくりのおばちゃんが、「タロちゃんかわいや、ジロちゃんかわいや」から「タロちゃんこいしや、ジロちゃんこいしや」に変わったのが深い悲しみや母親の深い愛情を表わしているなあと思いました。戦争で幼馴染を亡くした悲しみもつたわってきました。表紙の絵やタイトルからは想像も出来なかったので、ショックでした。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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