環境問題のバイブル 中学・高校・大学の入試問題に取り上げられる「生きているシリーズ」の完結編
「水の星、地球」とは、「いのちの星、地球」だったのです! 子どもにも大人にもわかりやすく、小学中級から読めます。
●海のおくりもの ●地球は水の星。そして日本は海の国です ●海をわたる文化 ●国土をつくってきた白砂青松 ●塩の道、さばの道 ●海の人たちはやさしい人たちでした ●クジラと日本人 ●浦島太郎の海 ●森林が海の魚をやしないます ●いま、「漁民の森」がひろがっています ●海の苦しみ ●ごみはどこへ行くのでしょう ●地球はなぜ焼けこげにならなかったのでしょう ●海がよみがえってきたよ――<目次より>
2010年読書感想文コンクール高学年の部課題図書。
『川は生きている』などの自然と人間シリーズの完結編とも言うべき本です。
いのちの星、地球を、グローバルにとらえる視点を語ってくれます。
注目すべきは、子どもたちに問題を提起し、調べてみましょう、
と導くところです。
なるほど、このシリーズが中学・高校入試問題で取り上げられるはずです。
地球の温暖化についても学ぶことができます。
そして、陸と海の関係についても知ることができます。
「漁民の森」という実践と効果については驚かされました。
そう、陸地の私たちにだって、できることはたくさんあるのです。
大人にとっても、環境問題を易しく知るにはもってこいです。
具体例が豊富で、まるで優しい先生に講義していただいているような印象です。
子どもたちにはぜひ読んでほしいですね。
もちろん、シリーズの他の本もお薦めです。
実はこのシリーズ、数年前、我が子が興味を持っていたので
青い鳥文庫の分で数冊プレゼントしていました。
もう一度私も読んでみることにしましょう。 (レイラさん 40代・ママ 男の子16歳、男の子14歳)
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