一生つきあえる大切なともだちってどこにいるの? 詩のようなみずみずしい幼年童話を5編収録。子どもの成長を祝う応援歌のような一冊です。
読み聞かせの講座に行った際、講師の方がお薦めでしたので、読んでみました。
幾つか翻訳された絵本を読んでいたので、今まで勝手に翻訳家だと思っていたのですが、詩人でした。
今回のお話が『童話』を描かれたのは初めてだそうです。
元々詩を描かれるかたなので、物語のリズムや文節が詩を読んでいるような感じがしました。
ちょっぴリ自我の強い(わがままともいう)ねずみの坊やと、ひとり暮らしのくまのおじいさんとの、微笑ましい友人関係が、可愛かったです。
5歳くらいのお子さんから、小学校低学年くらいのお子さんにお薦めします。
このくらいのお子さんだと、ねずみの坊やの気持ちに共感できそうです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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