夏の午後、昼すぎ3時頃から夕方6時頃にかけて、おしろいばなの花は大変身します。日暮れに合わせてぐんぐん花びらを開き、おしべとめしべを差し伸ばしていきます。その姿に惚れ込んだ作者が、細密なタッチでおしろいばなの開花を描きあげました。種をつぶしてお化粧遊びをしたり、花のつけねにある蜜をなめたり、花を使ったなつかしい遊びもたくさん紹介しています。
隣家のばあちゃんに、夏中楽しんだオシロイバナの種を貰った娘と読みました。
オシロイバナの花遊びを教えたくて、でもあんなにしたのに覚えていなくて、ヤキモキしていたらこの本を発見。
来年思い出してくれるといいな。
で、朝からいないと思ったら、種をつぶして粉を出していました。
さっそく実践。
ちっとも返事がなく、母が怒りまくって呼んでいるのに。
ついでに言うと、出てきた蛾はしょっちゅう目にしていたものでした。
お話はオシロイバナに関して生態から遊びまで余すことなく伝えており、絵も確かでわかりやすく、とても気に入りました。
作者紹介を見て、なるほど「ハートのはっぱ かたばみ」の方でしたか。あれも我が家は大好きです。 (てぃんくてぃんくさん 30代・ママ 女の子8歳)
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