うだるような暑さの江戸の町。あまりの暑さに、ひらた・おでんとお供のかぶへいも口げんか。 でも、けんかしている場合ではありません。お江戸の玄関口、大橋の向こうから燃え盛る火の車がやってきます。あれが橋を渡ったら、お江戸は火の海。どうするおでんさむらい! 強力な助っ人、かさおばけくんに、かっぱの火消しも加わって、一致団結、悪者阿退治。
個性的な文章のリズムと、胸のすく展開で、読者の心をとらえてはなさない内田麟太郎さん。優しい筆使いと、細部まで描きこまれた絵で、多くのファンをもつ西村繁男さん。人気のコンビがおくる、創作時代劇絵本「おでんさむらい」シリーズの第4弾。声に出して、読んでいただきたい一冊です。
このお話は、おでんさむらいが冷やしおでんを使って妖怪火の車を退治するお話でした。昔助けたから傘お化けも手を貸してくれて妖怪を倒す姿がうちの子はとっても面白いって言っていました。見た目が強そうじゃないのに強い所が私的にウケました(笑) (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子7歳)
|