![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
2004年の秋、中国西安で、ふしぎな石がみつかりました。 そこには「井真成」というはじめて耳にする名前と、「倭国」ではなく「日本」という国号が彫られていました。 この墓誌発見のニュースは日本でも大きな話題を呼びました。 この本は、井真成をはじめ多くの遣唐使の偉業を讃えるために、「まなり」を主人公にした歴史読み物絵本です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
9歳の息子と一緒に読みました。
遣唐使として海を渡り、生涯を唐の国で終えた井真成の実話。
私にも息子にも分かりやすく、とっても有難い一冊でした。
井真成と共に海を渡った、
のちに帰国して右大臣となり吉備真備、
唐の地で科挙の試験に合格し、官吏として登用した後、
玄宗皇帝の片腕となる阿倍仲麻呂のことも、
物語として描かれています。
昔々こうして日本から命をかけて唐土へ渡った人たちがいるということが
ずっしりしっかりと伝わってきて、
歴史の壮大さを感じる一冊です。
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子4歳)
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