坊さまがお宮で夜明かししていると、村人が白木の箱を置いて一目散に逃げかえりました。すると化け物たちが現れて…。
松谷みよ子監修 むかしむかしばなしシリーズの1巻目です。
化け物に、娘を泣き泣き捧げていた村人たちを、ある晩居合わせた坊さんが、機転を効かしてすくうお話。
アニメ「日本昔話」でも見たことがあるかも?!
さすが、松谷みよ子さんの語り口はすばらしく、すーっと昔話の中に引き込まれていきます。
さらに、赤坂三好さんの絵(版画かしら?それとも切り絵?)が、雰囲気を盛り上げます。
おどろおどろしい残酷なシーンもありますが、昔話もいいな〜、と強く感じた1冊です。
余談ですが、これも古本屋さんで100円でした〜。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳)
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