|
219匹のかまきりの子どもたちの物語。画面いっぱいにあふれる「かまきりっこ探し」を楽しみながら、命の大切さにふれられる一冊。
219匹生まれたかまきりっこ。みんな揃って大きくなれるわけではありません。
そこには自然の厳しさが立ちはだかります。
一見、残酷なようですが、この絵本は命の尊さを素晴しい表現で伝えてくれています。
細かい絵のひとつひとつをじっくり見てください。
また、ところどころ文字の色が変わっているのにも気づきましたか?
最後のページからまた、最初のページに戻れるようになっています。
命がつながっていくことが、幼い子どもにも、すっと理解できるしかけなのだなと思います。
生きていくことは過酷で、だからこそ光り輝く素敵なことなのですね。 (グレープフルーツ・ムーンさん 30代・ママ 男の子5歳)
|